このサイトを訪れていただき、ありがとうございます。
co2co2(コツコツ)と申します。本業では建築業界でシステムエンジニアとして開発に従事しています。コロナ禍からリモート開発に移行し、その合間にFXトレードとMT4ツール開発を続けています。
このページでは、私がどんな人間で、なぜFXツールを作っているのか、そしてこのサイトで何を伝えたいのかを書いていきます。長くなりますが、お付き合いください。
2020年 ― 副業として始めた FX、最初は「道具」で解決しようとした
私がFXを始めたのは、2020年でした。コロナ禍で仕事が減り、副業として何か始めようと思ったのがきっかけです。
最初は単純に考えていました。「上がるか下がるかの2択なのに、なぜ負けるんだ?」と。インジケーターが合っていないのではないか、相場ごとに最適なパラメータがあるはずだ、と躍起になって設定を変えながら、有料・無料のいろいろなインジを試しました。
結果は、ご想像の通り。思うように勝てない時期が続きました。
ツールで解決できると信じて、ひたすら道具を試した1年。今振り返ると、根本的な問題に向き合えていなかったのです。
2021年 ― シナリオベースへの転換、ScenarioPen 開発のきっかけ
転機は2021年でした。YouTube のいくつかの動画から触発されて、トレードへの向き合い方を変えました。
「まずはシナリオを考えて、シナリオ通りに動いてきたらエントリーできるか検証する」
このスタイルへの転換です。インジの設定をいじる前に、まず相場の構造を読み解く。これだけで、勝率は明らかに変わり始めました。
同時にこの頃、私は TradingView と MT4 の二刀流をしていました。分析は TradingView で行い(描画ツールが優秀なので)、執行は MT4 で行う、という流れです。しかし、これが面倒だった。
「TradingView のパス表示機能や、好きなラインへアラート設定できる機能を、MT4 で使えたら…」
そう考えて、自分でツールを作り始めました。これが ScenarioPen の開発のスタートです。MQL4のマニュアルを見ながら独学で、自分が欲しい機能を一つずつ実装していきました。
2021年は、ScenarioPen を集中的に開発した1年でした。
2022年 ― 散歩道で出会った師匠
そんな頃、人生を変える出会いがありました。
日課にしている犬の散歩で、いつも顔を合わせていたご近所の方がいました。穏やかで、犬と家族を大切にされる、派手な身なりではないけれど、どこか「確実にBIGな方だな」と感じさせる雰囲気を持っていらっしゃる方です。
会話を重ねるうちに、その方が FX のプロフェッショナルだということが分かりました。
縁あって、その方を師匠として学ばせていただくことになりました。それから2026年現在まで4年間、私は師匠から FX を学ぶ生活を続けています。
師匠は剣道の有段者でもあり、実は私自身も剣道をやっていました。師匠は私より2段上位の有段者です。後でも触れますが、この共通の素養が、私の FX の理解を大きく助けてくれることになります。
師匠と過ごす時間で、最初に衝撃を受けたのは、そのスタイルでした。
師匠は普段、分析が終わるとアラートが鳴るまで、映画を観たりニュースを読んだり、料理をしたりしています。必要以外はチャートを見ないのです。シナリオが整わなければ、何もしない。チャートに張り付くスタイルとは正反対でした。
そして、繰り返し教わった言葉があります。
「トレードとは、未来を当てるのではなく、未来の分岐に備えることだ」
未来を当てるのは不可能だ、と師匠は言います。だから、未来に起こり得る複数のシナリオを事前に想定して、どの分岐になっても対応できる準備をしておく。これが本当のトレード分析だ、と。
この言葉は、私のトレード観を根本から変えました。
2023年 ― リスク管理EAの設計開始、後に再設計へ
師匠から学ぶ中で、もう一つ強く印象に残った教えがありました。
「相場で生き残るために最も重要なのは、手法ではなく、心のコントロール(資金管理)である」
手法が優秀でも、資金管理が崩れると一撃で退場する。逆に、資金管理が上手い人は生き残りやすい。
具体的な指針も教わりました。
「損失は資金の0.5%から1%に抑える。相場によっては1%まで上げてもよいが、通常は0.5%」
曖昧な「少なめに」ではなく、明確な数字で線を引く。100万円の口座なら、1回のトレードで失う可能性のある最大金額は5,000円から1万円の範囲。これを超えるリスクは取らない。
そして、エントリーと SL は必ずセットで考える。
「SL に到達しても、『このように想定したが、精度が足りていなかった』と思いなさい」
SL ヒットは失敗ではなく、想定の精度の問題として受け止める。これを徹底することで、感情に流されないトレードができるようになります。
師匠から教わったこのリスク管理の思想を、自分のトレードで再現できるよう、ツール化したい。そう考えて、2023年にもう一つのEAの設計・開発を始めました。
このEAは、途中で設計を大きく変える必要が生じたため、再設計してスタートし直しました。現在公開準備中の、リスク管理EA「TradeShielder2」です。
同時期、ScenarioPen を会社の後輩と義兄弟にお試しで使ってもらい、フィードバックやバグ報告を受けながら改良を進めていました。
2024年 ― 「派手じゃないけど、負けない」という実感
師匠から学び始めて2年が経ったこの年、私のトレードは少しずつ形になってきました。
大きく勝つことはありません。年間で口座資金が3倍、5倍になるような派手なリターンも、ない。
しかし、この年、私は複利の力で資金が約2倍になりました。
大勝はしていない。ただ、コツコツと積み上げた結果、複利で増えていく。これが、師匠から教わった「堅実派」のスタイルの実感でした。
師匠の言葉に、こんなものがあります。
「難平は焦りを生み、分割は勝機を見極め、覚悟を生む」
ナンピン(難平)は、含み損が出てから焦って追加する行為。分割エントリーは、勝機を見極めた上で、事前に計画して執行する行為。両者は似ているようで、心理状態がまったく違います。
この違いを理解した上で執行できるようになると、リスクをコントロールしながら勝機を逃さない、というバランスが取れるようになります。複利で増やせるようになったのは、この感覚が身についたからでした。
2025年 ― 師匠から、初めて認められた
師匠から学び始めて3年が経過した2025年、私は初めて師匠から「認められた」と感じる瞬間がありました。
3年間、ずっと「まだまだだな」と言われ続けてきました。それが当然だと思っていました。しかし、この年、師匠は静かに「だいぶ良くなった」と言ってくれました。
特別な言葉ではありません。しかし、3年間師事してきた私にとっては、何よりの励みになりました。
同じ頃、開発を続けていた TradeShielder2 も、会社の後輩と義兄弟にお試しで使ってもらえる段階まで来ていました。継続的なフィードバックとバグ報告を反映しながら、150近いリビジョンを重ねていました。
2026年 ― FX 6年目、そしてこのサイトの開設
そして現在、2026年。FX を始めて6年目、師匠に師事して4年目を迎えました。
このタイミングで、co2co2fx.com を立ち上げることにしました。理由は3つあります。
1つ目: 2021年に集中開発し、その後5年間自分のトレードで使い続けてきた ScenarioPen を、いよいよ世に出す準備が整ったこと。
2つ目: 師匠から学んだリスク管理の思想を、より多くの方に届けたいと感じたこと。
3つ目: 私のような「堅実派」のトレードスタイルがあることを、SNSの派手な世界では見えにくいので、ひとつの選択肢として発信したかったこと。
派手な「億トレーダー」になることを目指していません。負けにくいトレードで、長く相場に残り続けること。これが、私の目指す姿です。
このサイトで伝えたい3つのこと
1. 派手に勝つことより、退場しないことの価値
SNSやYouTubeでは、「月100万円稼いだ」「資金10倍にした」という派手な成功談ばかりが目立ちます。それは事実かもしれません。しかし、その裏で何百人もの人が退場していることは、ほとんど語られません。
私が伝えたいのは、地味でも長く続けられる道です。月20万円のコツコツした利益でも、10年続ければ大きな金額になります。何より、続けていれば、いつか師匠のような「本物の眼力」を手に入れられるかもしれません。
師匠からよく言われる言葉に、「負けないと勝てない」があります。一見矛盾しているようですが、本質を突いた言葉です。
これには二つの意味があると考えています。一つ目は「負けを避けることが、勝ち続けるための前提」。二つ目は「負けを経験することで、本当の勝ち方を学ぶ」。両方の意味を含んでいると思っています。
2. リスク管理は、ツールで仕組み化すべき
「気合いで損切りする」は不可能です。これは私自身、何度も失敗して学びました。脳の仕組み上、人間は損失確定を避けたくなる生き物です。
だから、ツールで仕組み化します。エントリーした瞬間にSLが入る。リスクが事前に確定する。BreakEven が見える。これらは意志力ではなく、設計の問題です。
3. 2つのツール、それぞれの開発動機
私が作る2つのツールは、開発のきっかけがそれぞれ違います。
ScenarioPen は、「TradingView の操作感を MT4 でも実現したい、自分が使って楽になりたい」という、純粋に実用性から生まれたツールです。分析を素早く、ストレスなくこなしたい。その目的で作りました。
完成済みのリスク管理EA は、「リスク管理を仕組みで担保すべきだ」という、師匠から学んだ思想を形にするために作ったツールです。気合いや精神論ではなく、ツールで仕組み化することで、誰でも実践できるようにしたい。それが開発の動機です。
便利さを追求するツールと、思想を実装するツール。性格は違いますが、どちらも自分のトレードを支える大切な相棒です。このサイトでは、両方の開発の経緯やこだわりを、それぞれの背景とともに発信していきます。
私のトレードスタイル ― 剣道で言う「後の先」
最後に、私のトレードスタイルを少しだけ。
私は分析に GMMA(複数のEMAを並べて視覚化する手法)をベースにしたカスタマイズしたインジを使っています。師匠は EMA を 1本だけしか入れません。同じEMAという土台を使いながらも、師匠は熟練の眼力で1本から多くを読み取り、私はまだその域に達していないので、複数のEMAで視覚的に補助しているわけです。
師匠の教えで印象に残っているのが、剣道の「後の先(ごのせん)」と「先の先(せんのせん)」を使った説明です。
「まずは後の先で、確実にトレードしなさい。いずれは先の先を意識してもいい」
「後の先」とは、相手の動きを誘って、確実な反応を待ってから仕掛けること。トレードに置き換えると、相場が動いた後の確認シグナルで乗る、ということです。先回りせず、確実性を取る。これが堅実派の基本姿勢です。
「先の先」、つまり相場の動きを先読みして仕掛ける段階には、まだ私は到達していません。いずれそこに行ければいいな、と思いながら、まずは「後の先」を徹底しています。
私自身も剣道の有段者なので、この概念はすぐに腑に落ちました。武道もトレードも、確実な技を積み重ねた先に応用がある、という構造は同じだと思っています。
このサイトで公開する記事のカテゴリ
参考までに、このサイトで書いていく記事のカテゴリを紹介します。
- リスク管理理論:師匠から学んだリスク管理の本質、分割エントリーの設計など
- MT4開発記:私が作ってきたツールの開発ストーリー、技術的な解説
- 手法とツールの組み合わせ:GMMA、SMC、ICT、ゴトー日などとリスク管理の組み合わせ
- トレーダーの悩み解決:損切りができない、ロット計算がわからない、などの実践的な解決策
- マインドセット:なぜ私はこのスタイルで続けているのか、堅実派の心構え
月に3〜5本のペースで、コツコツ書いていきます。
最後に:お読みいただきありがとうございます
ここまでお読みいただいたあなたは、おそらく真摯にトレードに向き合っている方だと思います。
このサイトが、あなたのトレード人生において、何か一つでも役に立てば幸いです。一緒に「退場しない、長く続けられるトレード」を目指していきましょう。
ご質問やご感想は、お問い合わせフォームからいつでもお寄せください。私が開発しているツールについても、興味があれば各商品ページをご覧ください。
これからも、よろしくお願いいたします。
著者情報
- 名前:co2co2(コツコツ)
- 職業:建築業界のシステムエンジニア(コロナ禍からリモート勤務)、副業でFXトレード・MT4ツール開発・ブログ運営
- FX歴:6年目(2020年から)
- 師事歴:4年目(2022年から)
- 剣道:有段者
- 主要分析手法:カスタマイズしたGMMA
- 開発ツール:ScenarioPen(販売準備中)、リスク管理EA(販売準備中)
- 連絡先:contact@co2co2fx.com
サイトについて
- サイト名:co2co2fx.com
- 屋号:co2co2
- コンセプト:負けにくいトレードのための、リスク管理研究ノート
